ファインモールドの1/35 三式中戦車チヌができました。

仮組みです。

サーフェイサーを吹き付けたところです。

草色を全体に吹き付けます。
陸上自衛隊濃緑色に似た色です。

細かい部品を付けて、つや消しトップコートを吹き付けたところです。

できあがりです。

この戦車も基本的にはチヘと同様の後期三色迷彩なのですが、生産末期になると
塗料不足になり、単色になっている物があります。
チヘに似た戦車で塗色に変化を付けたいので、単色にしました。

四式中戦車チトの開発が遅れているので、本土決戦に備えて急遽作られた帝国陸軍最後の
量産戦車です。
昭和19年5月に開発開始されて、昭和19年9月に試作車が完成して、翌月量産開始です。
非常に仕事が速いです。
200両ほど作られたようです。

この主砲は口径75mmで、九○式野砲を流用した物です。
距離500m〜600mでM4シャーマンを正面から撃破可能です。
帝国陸軍の戦車の中でM4シャーマンを正面から撃破できるのは、
この戦車だけです。
本土決戦は行われていませんので、この戦車は戦った事がありません。

ただ、アメリカ軍は本土決戦に備えて占領した沖縄にM26パーシングを待機させていたので、
もしも本土決戦が行われていたら国が滅びていたと思います。
続く