MISSILE HOME

タミヤ 1/35 チャーチル歩兵戦車Mk.VII

[01] / [02]




このマーキングは第6近衛戦車旅団 第3戦車大隊の物です。
側面に書いてある「BEN NEVIS」とは、イギリスで一番高い山の名前です。
ドイツの「十」やアメリカの「☆」のような、一目でわかる国籍マークは無いようです。



第一次世界大戦の頃の菱形戦車の設計思想を取り入れた時代錯誤な形態です。
重装甲の歩兵支援戦車なので、最高速度は20km/hです。
正面装甲は152mmですが、ティーガーIIの主砲の威力なら距離2000mでも撃破可能です。



主砲の口径は75mmで、M4シャーマンやM3リーの砲弾を共用できる設計となっています。



一緒に戦ったM4シャーマン初期型の改修後の形態と並べたところです。
このM4シャーマン初期型のマーキングは昭和19年夏にフランスで使われた物です。
この時期には、まだイージーエイトは登場していません。

この戦車は単体で見ると大きく見えますが、M4シャーマンと並べると特別大きくないですね。



このM4シャーマン初期型の車台側面の増加装甲板が張ってある内側には砲弾ラックがあり、 ここを撃破されると砲弾に誘爆して一瞬で火だるまになります。
このように一部分だけ増加装甲板を張るのは、ドイツ軍に弱点を教えているようなものです。



ティーガーIIと並べたところです。
一対一ならティーガーIIに負ける要素は無いですが、大勢で取り囲まれて後ろを撃たれると 撃破されます。
ただ、そのような戦法だと必ず犠牲者が出ます。



《[戻る]| [続く]》




[BACK]



解説/ アフラ



2017.04/28


■検索ワード プラモデル 1/35スケール ドイツ軍戦車 帝国陸軍 WW2 戦車 軍用車両 AFV ミリタリー