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ドラゴンモデルズ 1/35 III号戦車E型

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ドイツの初期の主力戦車です。
このマーキングは昭和15年のフランス戦線の第1機甲師団の物です。
E型は昭和13年から昭和15年に作られていたので、IV号戦車D型と同じ時期の戦車です。
装甲厚はIV号戦車D型と同じく30mmです。
初期の戦車なので、増加装甲が無くすっきりしています。




B型は昭和15年6月から昭和16年5月まで作られていたので、III号戦車E型より少し後の時期の車両です。
戦闘室前面の装甲が50mmで、当時のドイツ戦車よりも重装甲になっています。



III号戦車は50mm砲を載せられるように設計されていますが、50mm砲の開発が遅れていたため、 とりあえず当時の戦車砲の主流の37mm砲を載せて戦力にした物がE型です。
後から50mm砲に載せ替えられるような作りになっています。
この戦車の主砲は、37mm砲でもイタリアのM13/40の47mm砲と同等の威力があります。




IV号戦車D型と並べたところです。
よく似た形をしています。



III号戦車E型は積極的に攻撃する戦車で、IV号戦車D型は歩兵支援戦車ですから、用途は異なります。



車幅はほぼ同じですが、IV号戦車の方が砲塔が少し大きいです。



同盟国の戦車と並べたところです。
このように並べてみると、ドイツが高度な技術力を持っているのがよくわかります。
塗装に関しては、派手な迷彩よりもジャーマングレーの方が落ち着いた感じで良いと思います。



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解説/ アフラ



2018.03/05


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