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ママチャリ改

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 ママチャリレポの続きです。





フロントブレーキは一般的な一軸キャリパーですが、鉄板をプレスした安物になっています。
で、ロボチャリより外したアルミ鋳物のものと交換します。
ついでにシューもテクトロのものに交換。
画像左のものが純正品ですが、シューの船が鉄板になっており、如何にも安物然とした容姿です。




ブレーキ交換後のフロント廻り。
ブレーキ掛けによるアームの撓みと鳴きが気にならなくなりました。




ライトのハーネスはフォークに巻き付け、グロメットとタイラップで絶縁及び巻き込みを防止。




フロントサス+リアカゴ仕様になったママチャリ。
改造から約1年を経ましたが、転倒はしない様です。
余談ですが、猛暑の為の狂い咲きか、彼岸花と朝顔が同時に咲いている事の方が珍しい写真になっています。



 ちょっと借りて乗ってみましたが、やはりサスペンションフォークの効果は絶大です。
町乗りにサスペンションは不要だという意見も多い様ですが、それは趣味性の高い利用法での話であり、立ち漕ぎすらしない移動手段としてのママチャリでは有効だと思います。
1 3/8というエアボリュームの小さいタイヤではショックの吸収には限界があり、未舗装路では弾む事によってグリップを確保できない様に感じました。
改造後に走ってくる様子を前方から見ていますと、車輪を含むクラウンから下は細かく動いており、それなりにタイヤが路面に追従している事が窺えます。
その反面、ストローク量の分だけフロントが高くなるというデメリットや、力学的に無理をしている事、錆等による劣化が原因で故障率も高くなるというリスクも考え なければなりません。
ママチャリにサスペンションフォークを導入しようと考える方は殆ど居ないとは思いますが、リスクを加味した上で、今回のレポを参考にして頂ければと思います。



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解説/ BOW



2016.11/11


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