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タミヤ 1/35 新砲塔チハ

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できあがりです。

ノモンハン事件でソ連と対戦車戦闘を経験し、短砲身57mm砲では対戦車に効果がないので、 大型砲塔に設計変更して長砲身47mm砲を載せた戦車です。
短砲身57mm砲は敵陣地の破壊を想定した物で、対戦車砲ではありません。



M3スチュアートやM3リーならば撃破可能で、M4シャーマンは側面であれば撃破可能です。
かなり性能が向上しています。



参戦したのは昭和17年5月のコレヒドール島(フィリピン)攻略作戦からで、 ノモンハン事件は昭和14年5月〜9月ですから、開発にずいぶん時間が掛かっていますね。



ただ、車台は九七式中戦車チハのままで装甲は厚くなっていませんので、 攻撃力は上がっていますが、防御力は変化無しです。



以前作った戦車と並べてみました。



後部側面のエンジンの排気口グリルが見えているのが前期型車台で、 排気口をフェンダー下に移設して防御力と冷却効率を向上させたのが後期型車台です。



九七式中戦車チハのバリエーションですから、あまり新鮮味がないですね。



チハのバリエーションは、あと二つ作りますが、似ないように塗装パターンで違いを出そうと思います。



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解説/ アフラ



2016.01/13


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