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ファインモールド 1/35 四式中戦車チト

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できあがりです。
年式順では三式中戦車チヌの方が先ですが、開発開始時期はチトの方が先です。
日本で初めて最初から対戦車戦闘を考慮して開発された戦車です。



日本初の試みとして、砲塔の側面と後面が鋳造になっています。
装甲は75mmです。



このキットの主砲は75mm砲になっていますが、開発初期は57mm砲が付いていたので、 昭和20年2月に装換された後の形態になっています。
この主砲は五式中戦車チリに使うために開発されていた物で、 元々は支那事変で中華民国から捕獲した高射砲をコピーした物です。



最高速度は45km/hなので、M4シャーマンよりも速いです。
性能的には、けっこういい線行っていると思いますが、できあがるのが3年遅かったですね。
量産計画もあり、量産車用の図面も書かれていたようですが、開発完了前に終戦になりました。



チヘと並べてみました。
やっぱり日本の戦車ですから、新設計と言っても全体的な形がチハやチヘに似ています。



チヘよりもだいぶ大きいです。



あと、61式戦車と並べてみました。



61式戦車は陸上自衛隊の戦車としては小さい方ですが、チトよりは大きいんですね。


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解説/ アフラ



2016.05/30


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