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イタレリ 1/35 P40

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できあがりです。



昭和15年から開発開始されたイタリア陸軍の重戦車です。
P40とはドイツでの名称で、イタリアの名称は「カルロ・アルマートP26/40」と言います。




開発が大幅に遅れて昭和18年から生産開始されましたが、間も無くイタリアが降伏したため、 この戦車はイタリア陸軍の戦車としては運用された事がありません。
イタリア降伏までに21両作られ、最終的に100両ほど作られましたが、全てドイツ陸軍が使用しました。



車台の傾斜装甲はソ連のT-34を参考にしたものですが、装甲厚50mmでリベット接合なので、 防御力は大した事ないと思われます。
前面装甲板左側にハッチがありますが、これは乗員の出入り口です。
操縦席の目の前に装甲の薄いハッチがあるので、とても危険な作りだと思います。
側面に付いている金具はジェリカンラックです。



以前作ったイタリア戦車と並べたところです。




P40は中戦車並みの大きさですが、イタリア戦車としては大きい方です。



M3リーとM4シャーマンと並べたところです。
アメリカの戦車は車高が高いですね。
車幅はP40の方が少し広いです。
主砲の口径は75mmでM4シャーマンを撃破可能ですが、M4シャーマンからもP40を撃破可能だと思います。



三式中戦車チヌと四式中戦車チトと並べたところです。
P40の砲塔は車長と装填手の二人乗りで車長が砲手を兼ねていますが、チヌとチトは車長と砲手と装填手の三人乗りです。
P40は設計思想が古いと思います。



主砲の砲身はチヌの方が長いです。
最近知りましたが、チヌの砲塔はチトの量産型の砲塔と同じ物らしいです。




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解説/ アフラ



2017.11/07


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