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タミヤ 1/35 KV-1 C型

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できあがりです。

ソ連の初期の重戦車です。
このキットは昭和16年に作られた鋳造砲塔を載せたタイプです。



「KV-1」とは西側諸国での名称で、ロシアではキリル文字で「КВ-1」と表記して「カーヴェー・アヂン」と言います。
砲塔側面のキリル文字は「ザ・スターリナ!」と読み「スターリンのために!」という意味です。




この砲塔は同じ時期に作られていた新砲塔チハの砲塔に形が似ていると思います。



前面装甲は100mmあり、ドイツ軍のIII号戦車やIV号戦車では撃破できません。
88mm高射砲の水平射撃でやっと撃破できるくらいの重装甲です。
主砲の口径は76.2mmで当時のドイツ軍の戦車なら難なく撃破可能です。
当時のドイツ軍にとっては、かなり厄介な戦車だと思います。
この戦車の欠点は重装甲でとても重いので、機動性が悪い上に故障しやすいところです。



T-34/85と並べたところです。
やっぱり最近のキットと比べると見劣りしますね。




かなり省略された表現のキットなので、KV-1に思い入れがある場合はトランペッターから出ているキットを 作った方がいいと思います。
タミヤのKV-1は気軽に作るキットであり、ここが違う、あそこが違うとこだわる人には向いていないです。



IV号戦車D型とティーガーと並べたところです。



もう少し小さい戦車かと思っていましたが、重戦車だけあって意外と大きいです。



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解説/ アフラ



2017.12/07


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