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アシスト自転車
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 ママチャリタイプの違法電チャリを公道で使用する訳にもいかないので、アシスト自転車を発注しました。
クロスタイプの個体で、ルック車にアシスト機能を搭載した意匠になっています。
言わずと知れたmade in chinaですが、最近では台湾のメーカーも中国に工場を移す様になった為か、数年前よりも仕上げや精度は格段に上がっているようです。  ほんの5年ほど前までは明らかにフレームが歪んでいたり、車輪が真っ直ぐに取り付けられない程に溶接がズレていたりしていましたが、素人目で見る限りでは目に付かない程度にまで品質が向上しています。  但し、溶接の汚さや塗装の薄さは「安物」の域を抜けていない事を付け加えておきます。




全体像。
非常にシンプルな印象のアシスト自転車ではないかと思います。
この時点でサドルの交換とケーブル類の取り回しは変更しています。







アシストは後輪のハブに組み込まれたDCモーターで、出力は24V250W。
ブレーキは前後共にフローティングキャリパーのメカディスクになっていますが、 このメーカーではWIN ZAP社のモノが採用されています。
但し、3mmの六角レンチで外側のパッドも調整できる筈ですが、コストダウンのためか省略されてゴムキャップで塞がれています。



ギアはルック車のセオリーに従ってボスフリー式。
7速タイプですが、アシスト自転車としてはかなりクロス気味。
ディレーラーは廉価版ながらMTB用が採用されており、ドロップアウト(ディレーラーハンガー)も 車体側に別体で取り付けられています。
車軸の取り付け方法もクイックやスキュア式のモノと同形状。

アシスト自転車ならではのパス装置。等間隔に配置されたマグネットの回転を車体側のセンサーで拾います。
日本のブランドではこの部分にカバーが取り付けられており、オムツを当てたようなデザインになっていますが、 このモデルでは完全露出型になっており、スッキリとしたデザインになっています。
ただ鉄粉等を磁石が拾い易くセンサーが反応しなくなる可能性があると思われます。


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2013.11/11


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