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レトロテレビ

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 テレビ改造前に欠品パーツを何とかしなければなりませんが、当然メーカーに在庫はありません。
こうなると流用する以外に方法はありませんが、不自然にならない様に誤魔化します。


オークションで東芝製のチャンネルダイヤルを入手。
当然の事ながら、外径のみならず軸径と形状も異なります。



チャンネル表示は模型用のラダーチェーンを流用。
ピッチは異なりますが、表示板自体が軽く回る為、とりあえず問題なく連動しています。


これよりカラーテレビの組み込み作業に入りますが、テレビ(特にアノード回路)は高電圧が掛かっている為に非常に危険です。
この様な理由から詳細な作業風景は割愛させて戴きます。




ブラウン管が出来るだけラウンドしたタイプを捜していた処、ジャンク品が出品されていた為に落札。
ジャンク内容は本体のスイッチで主電源の操作ができないというもので、アナログチューナーのモノラル音声の個体です。


操作不良の原因はマイクロスイッチの接触不良でしたが、それを交換しても組み込んだ際に操作に支障が出る為に短絡させ、 ロジックのバッファーゲートをパスしてコンセント直結式とします。
単純に直結式にすると待機電流が無駄になりますから、間に機械式スイッチを設ける回路としました。



真空管式テレビに使用されていた電源スイッチ。
二軸三回路のもので、中軸を回すと先端のスイッチが回って電源、 更に回すと真ん中のボリュームが回って音質調整、外軸を回すと手前のボリュームが回って音量調整になっていました。
個人的には音質と音量が逆配置の方が使い易い気がしますが…。



回路が決まった処でパイロット球を入手。
電源スイッチからパラレル配線とする為に110V5W球です。
左は元々着いていたパイロット球ですが、何故か68Vタイプ。 当然断線していますし、現在では入手不可能なタイプです。




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解説/ BOW



2016.01/12


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