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アシスト自転車の改造
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当該車両はシティーサイクルに属するためにリジットフレームになっている。
リアサスペンションは乗り心地の改善の為に存在するのではなく、リアタイヤが路面から浮いている時間を極力短くするのが目的であり、クッションはあくまでも付随効果である事は承知している。
しかし付属しているサドルは短時間の使用でさえも尻が痛くなる代物であり、いくらシティーユースと言えども若干のクッションは欲しい。そこで購入直後にサドルの改造を施す事にした。







付属していたサドル。グレーのチェック部分は布貼りで、一見するとブランド品の穴あきサドルに見える。しかし実際はプラスチックのベースに薄いスポンジを挟んでビニールで覆っただけの代物で、見てくれだけの超廉価品。




交換したヴェロのホワイトサドル。ついでにシートポストもトランズXのサスペンションシートポストに換装。
本格的ATBのパーツから考えると決して高価ではないが、当該車体のクオリティーから考えると相当な豪華装備。(笑)





フロントフォークは台湾のTOPGUN製で、サイトではオールマウンテン用になっている。
アウターレッグに貼られたステッカーにも「ユーザーの分解禁止」の旨の注意書きはあっても、ルック車の多くに見かける「不整地路用ではありません」の記載はない。 しかしダンパーがオプションであり、このままでは完全にシティーサスペンション。
車両自体がオフロード用ではない為、分解の後に低粘度グリースを塗布し直したのみで使用。





次にペダル。付属のものは金属一体式で丈夫そうに見えるが、漕ぐ度にナットが締って回転しなくなるという粗悪品。(逆に右側は緩む)グリースアップの為に分解するも、ベアリング自体が素人目にも真球でない事が露見する歪な形状で、しかも表面は鋳物であると疑わざるを得ない程の虫食い状態。いくら新品と言えども改善の余地はないと判断。即刻交換。





ペダルはVIPのものに換装。地面に置いてあるのが付属していた粗悪品。アルミの一体形成で本格的に見えるが、ベアリング自体は仁丹よりも歪で漕ぐ度に締って回転しなくなる。








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2014.02/05


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