
シマノのメガレンジは1速のみ34Tという大径ギア。
チェーンプロテクター付きと無しの2種がありますが、塗装が剥げるとみっともないので今回はプロテクター付きの方を選択。
ギア比は1速より34、24、22、20、18、16、14とクロス気味。カセットスプロケットだと34、24、21、18、15、13、11とワイドレンジになるだけにボスフリー式ハブなのが残念。
画像は左がチェーンプロテクター無しで右がチェーンプロテクター付き。プロテクターが付いていない方は1速ギアの穴数も違いますが、1速ギアのみ塗装されているのが大きな違い。
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チェーンのコマ数も変わってくる為、メーカー不明のものからシマノのHG50グレートアップ。
今回は下駄車であるリッジランナーのチェーン交換も視野に入れ、114リンク1セットと116リンク2セットの計3セットを購入。
結果として116リンクで4リンク不足、リッジランナーは114リンクで4リンク余り。故に次回は116と114を1セットずつ購入すれば無駄がありません。
繋ぎ部分は8分抜きで切断してジョイントする方法を採用。
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ハブモーター式最大の特徴がリアシャフトの径。9oが一般的で、稀に10oというのも存在するも、コイツは12ミリと太め。
12ミリの軸の2面を削って9oにし、軸の回り留めにしています。更に中空にしてハーネスを通すという斬新な方式が採られいます。
広いエンド幅に中空シャフト…。強度的にはかなり不安で、オフロートでの使用を禁じているのも頷けます。
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ボスフリー抜きと呼ばれる工具はセンターに穴が開けられていますが、径は10oしか無く、これではスプラインに食い付くほど奥まで入りません。
そこで導入したのが台湾の12.5sqドライブの工具。12.5sqだと二面幅が12oより大きい為にコイツのシャフトでも通ります。
これの外周に19のメガネレンチを掛けて回すと外すことが出来ました。左がシマノのボスフリー抜きで右が台湾のボスフリー工具。
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リアスプロケットをメガレンジに交換してスーパーロー+6速になったリア回り。
フロントギアが44Tの為、ディレーラーキャパシティの限界。1速に入れると変速機と言うよりも殆どテンショナーです。(笑)
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佐伯市宇目町の大切坑への林道での試走。
路面は拳大の石が散乱し、斜度も5度以上ありますが、150b程の距離を一気に登ることができました。
脚力に自信のある相方でさえもずっと押しっぱなし…。
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オマケの改造。メーターに時計機能が有りませんでしたので、ステムのキャップにアナログ時計を埋め込みました。デジタルの様に正確な表示は出来ませんが、一瞬で大まかな時刻が分かります。
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