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チョッパー自転車2号機

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 早速入手車両のレポに入りますが、このモデルは数々の欠点が散見する車両です。
チョッパータイプと言うことで、ネットオークションでも時々中古車両が落札されていますが、入手をお考えの方はレポを参考にして頂けると嬉しい限りです。
例によって「made in china」ですから、バチ物も多からずや存在します。中にはハンドルとシート形状のみが変えられた所謂コピー品や、曲線基調のフレームになっているモデル等もある様ですので、シュウインブランドに拘らないのであれば選択肢は広がるかと思います。




一応新車ですのでヘッドバッチにはまだ養生シートが貼られていました。
しかしメッキの弱さはスポイラーを遙かに凌ぐものの様で、左フォークには点錆が、そして右フォークは何と全体的にメッキ自体が浮いて柚肌になっています。




リアフェンダーはメッキのショートタイプになっています。
やはり点錆が全体を覆い始めており、艶が失せています。
リフレクター後部のステッカーは既に捲れており、これは剥がすしかありません。




チェーンケースやクランクにも点錆が…。
錆びていないのはアルミのペダルくらいです。




シートクランプはクイックになっていますが、クロメートの為に他の部分よりも錆が進行しています。




事実上の新車という事もあり、さすがにシート表皮は良好です。メーカー名とロゴが刺繍ではなくエンボスになっている点がスティングレイと異なります。→ 5枚目:事実上の新車という事もあり、さすがにシート表皮は良好です。
メーカー名とロゴが刺繍ではなくエンボスになっている点がスポイラーと異なります。




シートベースはスポイラーよりも状態が良い様に見えますが、実は表面に留まらずに母材の奥まにで達しています。




フロントブレーキはメーカー不明のリニアプル。(Vブレーキはシマノの呼称です)
ボルトやクイック、ヌードルは既に酸化鉄に変化しています。
肝心の制動性能ですが、「効かない」「タッチが悪い」「鳴く」の三大欠陥を備えた粗悪品。
また、ブレーキレバーを握る度に戻り量が異なって片効きする有様で、一式交換は必須です。 





リアブレーキはチェーンステーに取り付けられていますが、フロントよりもタチが悪く、ギシギシと軋み音が発生すると言うオマケつき。(笑)



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解説/ BOW



2014.08/24


■検索ワード チョッパー自転車 改造 カスタム OCC スティングレイ